10 May 2012

ロンドン科学博物館




実を言うとそれほど期待してなかった、ロンドン科学博物館。というのも、こういう博物館は主に子供向けだと思っていたから。





ところがどっこい。もちろん個人的な好みもあるだろうけれど、ワタシは大英博物館よりこっちの方が断然面白いし見所も多いと思った。





オットと交代でムスコの番をしながら、あっちこっちの展示物を観て回る。ワタシがとにかくはまったのは、時間がテーマのギャラリーにあった時計類と、別のギャラリーに山ほど展示されていた実験器具。このふたつを写真撮りながら観て回るだけで、軽く二時間は過ごせたと思う。しかし実際は三十分交代でムスコの傍に戻るというスケジュール。他にも観たいところいっぱいあるし。

あ~ん、全然時間が足りましぇ~ん。






オットはワタシとは全く興味の範囲が違うのだが、彼も観るところとにかくすべて楽しかったらしい。戻ってくる度に、ちょっと興奮した口調で、今観てきたばかりの展示物の説明をしてくれたりするのだった。





古い科学器具というのは本当に美しい。ここには研ぎ澄まされた機能美と、道具として長い間使われて出た『いい味』が同時に存在する。何を調べていたのだろう。どうやって使っていたのだろう。探していた答えは見つかったのだろうか。

現在の私達が当たり前の知識として持っている情報を、手探りで追い求めた昔の人々を思う。そして、探し求めるものは変わっても、人間の素直な探究心そのものは今も昔も変わらないことに感動を覚える。今から百年後、人々は我々の試行錯誤の努力をどんな目で見るのだろう。









今度また行く機会ができたら、ムスコはもう一人にしておいても大丈夫な年齢になっていることと思う。そしたら三人全く別行動でランチ時だけ落ち合うことにして、三時間くらいゆっくりじっくり、好きなところだけ観て回ることにしよう。


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